ムーンワーカーズとTEAM WARERAの初舞台!

会場に足を運んでくださった皆様。
ブログで見守ってくれた皆様。


ありがとうございました!


本番を終えて、とりあえず、


「再演したい!」


という、気持ちです。


もし、舞台でやらせてもらえる機会があれば、演出も出演者も更に進化できると思ってます。


来年またやりたい!と、まず自分が思えた事、嬉しい、というか、ホッとしてます。


1カ月のクリエーション中頃、なんか毎日、もやもやもやもやしてました。直感で「やる!」「やらねば!」と感じて進めてきたプロジェクトだったけど、そもそも僕に、「こんな事をやる資格があったんだろうか?いや、やりたいことやって何が悪い?なんでお前はそれがやりたい?こんな事をやってる僕をみんなはどう思ってんだろ?誰も気にしてねーよ!彼等の親兄弟はどう感じるだろ?このもやもや感は、進む方向の間違いのサインかな?」などという不安に襲われて、正直「あと数日で終わる、これを最初で最期にしよう!」って思ったりもしてた。


でも、今、またこの作品やりたい!もっとよくなる!楽しくなる!って思ってる。そういう気持ちになってる自分に、ホッとしているみたいです。


100点満点中、昨日の公演は65点。


足りない35点は、僕の演出のディテール。本番の経験を経て、もう一度、二度、三度と舞台のチャンスがあれば、もっとみんなが安心して舞台に立てるように、観客の視覚と聴覚をもっとリズミカルに誘導するように、進化、修正、できると思う。


ムーンワーカーズの仲間は、最後まで本当に自分に正直で、心底感心しました。「自分はまだ、舞台に立ちたいのかどうか、わからないから、本番出るかわからない」と、前日の舞台稽古も見学してた、しゅうへい君も、本番は舞台にいた!え!?やっぱり出たかったんかい笑!という感じです。


そんな自由をも肯定するこの作品を支えてたのが、チームワレラダンサーズの臨機応変なバックアップとエネルギーでした。本当に感謝です。


会場に足を運んでくださったお客さんには、どの様に伝わったのか?自分も舞台上にいたのでわかりません。


でも、僕の中でこの作品は、障害者と呼ばれる方々の稀有な精神性、身体性を、おべっかのない「美」と捉え、「どんな人間も、そのまんまの自分で、ただ舞台に立つ事を赦す為の演劇装置」として、とりあえずの合格点を出せるものになった(作品としての骨格は間違っていない)と自負しています。


舞台上や楽屋での、おべっかのないムーンワーカーズのみんなの、熱や、笑顔や、涙や、声が、この自信の根拠となっています。



あ、そうそう、たまにアップしていた給食は、たかとしくん監修の元、ムーンワーカーズの仲間達が協力して調理してて、なんか、本当にあの場所は「人間」が助け合ったり支え合ったりして生きてる場所でした。就職したいって頑張ってる姿に、就職なんてしないでムーンワーカーズに居てもいいじゃん!って言いたいけど、人それぞれ、満足できない自分があって、何かを超えようとしているんだな。東京なんていかないで、ずっと岐阜に居てもいいんだよってわかっていながら、今ぼくは、東京行きのバスの中。


舞台写真など、また、改めてアップします。


良い機会なので、このブログはこのまま継続しちゃおうと思います♪


本当にエキサイティングな日々だったなー。また、ひょっこり給食、食べに行こう!


みなさま、またよろしければ、



ありがとうございました!