TEAM WARERAの物語①〜誕生
TEAM WARERAとは、ダンサーの僕 やまだしげき と、僕らの拠点である農園を管理する加藤考俊を中心に立ち上がったアートコレクティブ。プロジェクト毎に賛同者を募り活動しています。
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2013年
【春〜夏】
2011年にオープンした[studio souko 450] の向かい、
父が所有する休耕畑をタカトシ君と共に円形に耕す。
畑を丸く耕したら、なんか人が集まり出して、農園での「焚き火」がくせになった。
とれたての枝豆をゆでて食べたり、焼き芋したり、BBQしたり、ただただ遊んでた。
最高の癒しスポットができてしまった。
2013年
【冬】宮沢賢治【農民芸術概論綱要】 と出会う。
ある晩、タカトシ君が「これよんだことある?」って持って来て、
ぼくはなんか、目からウロコが落ちるような気分になって、なぜかタカトシ君と握手を交わしたのを覚えてる。
その時、農民芸術概論綱要に学んで、何か地域から表現していこうって話した。
☆この直後、ご近所の電気屋さんのケンさんが農園スタッフとして参入♪
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2014年
【春〜夏】
畑のメンバーでパフォーマンスをはじめる。(Vol.1 3/29 , Vol.2 4/26, Vol.3 7/5)
場所は、近所の素敵な喫茶店「カフェぷらな」。
農民芸術概論綱要の書き出しをそのまま引用して、
「ワレラハイッショニコレカラ何ヲ論ズルカ?!!!」
〜宮沢賢治【農民芸術概論綱要】と共に〜
と題し、畑のメンバーで強行した、朗読とダンスのパフォーマンス。
パーティーピーポー タカトシ君は、機材を持っていたので音響を担当。
※写真の女子は、ご近所のマイさん、ユリカさん。畑も手伝ってくれます♪
電気屋ケンさんが照明を担当。
畑に種まきした後、3人で軽トラで機材を搬入したりしてたなぁ。
ぼくは農民芸術概論綱要をブレイクビーツに合わせて朗読。
「謎の儀式」を遂行していた(笑)
そして、何故か毎回サンマを咥えて踊ってた。
いま振り返ると、怪しすぎる、謎すぎる、、、
こんなことを許してくれた「カフェぷらな」に感謝の気持ちでいっぱい。
このころ僕は東京で、週一回、美学校「天才ハイスクール!!!!!」という現代美術講座に通い新たな表現法を模索中。
Vol.3を終えた辺りから、、全ての人間に芸術家たれと、芸術によって世界を創造しようと、僕らに訴えかけてくるような、「農民芸術概論綱要」を引用したパフォーマンス(アート)として、一人で朗読して踊ってるのって全然足りない、、こんなの茶番だって事に、だんだん気づいていった。
3回ほどこの、
「ワレラハイッショニコレカラ何ヲ論ズルカ?!!!」
〜宮沢賢治【農民芸術概論綱要】と共に〜
と題したパフォーマンスをしていくなかで、
「今度ワレラいつやる?」
みたいな会話を、仲間内でするようになり、
畑を活動の軸とした、農芸集団チームワレラ(TEAM WARERA)っていうのが、なんとなく誕生していったんです。
2014年【秋】
TEAM WARERA 誕生♪
天才ハイスクール5期生5名によるグループ展にて、
TEAM WARERA名義での初の展示。
2014年10月8日 (水) 11:00~19:00
無人島プロダクション(東京都江東区三好2-12-6 渡邊ビル1F)
この日が、TEAM WARERAとして、ローカルエリアから世界に向かって初のチャレンジ。いわば、TEAM WARERAのお誕生日です。
「およそ百年の時空を超えて 」
〜宮沢賢治【農民芸術概論綱要】と共に〜
と題して、野菜を販売しながら、地域での活動や、コンセプトをプレゼンするというパフォーマンス。TEAM WARERAのコンセプトの創造にあたって、タカトシ君とFBメッセンジャーで、ギリギリまでディスカッションした。
展示当日、タカトシ君が宅急便で送ってくれた農園野菜。
TEAM WARERAと名乗っておきながら、一人ってのがシュールだった。
近しい人達に、売れたの?とかって聞かれて、売る事が目的ではないんですっ、、て事を説明するのが難しかったな、、
〜つづく〜
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