セッション8

本日は、木歌さん、タイニー君、マイさん、ハルミさん、と僕の5人で出勤♪


桜井恵美さんが途中参加!


おととい本番の流れを一通り共有して、ひと山超えた感じあり、みんなのテンション下がり目。今日はいい感じでカオス感が漂っていました。でも、なにも進んでいないように感じる稽古の積み重ねが、本番の舞台で力を発揮するということを、ぼくは経験的に知っているから、なんとかみんなに、「これでいいのだ!」ということを伝えたい。でも、そういうことって経験からしか理解することできないし、だから僕は、伝わってなくても、誤解されてても「これでいいのだ!」って自分に言い聞かせるしかない。


今回の演出は、舞台の上に、作為のない彼らの存在「そのまんま」をパッケージして、観客の観点をフレームすること。「みんなよくがんばったね~」なんて適度にほめられる発表会のような作品を創ることはTEAM WARERAのミッションじゃないと考えているから、「そのまんま」の人間の美しさをドカンと舞台に乗っけて、観客を納得させる、もしくは爪痕を残すような表現に挑戦してます。


パッケージングの材料・・・
木歌さんの歌と音楽、メルチデザインさんの衣装、即興表現に理解のあるダンサーのサポート、劇場空間、照明。


フレーミングの材料・・・タイトル、詩。


というのが僕の考え。だから彼らには天然素材そのまんまでいてもらえるようガイドしたいんだけど、ガイドしたいと思うこと自体が余計なのかもしれない。まずは僕が「そのまんま」で在るということにフォーカスをあてていくほうがいいのかもしれない。


だって、彼らの「そのまんま」は、本当にわかりやすく個性豊かで自由で、面白いんですよ。彼らのことを、一人のダンサーとして眺めてみた時、健常者と呼ばれる多くのダンサーよりも「そのまんま」の美しさや儚さを表現する素材として適しているかもしれないと思うんです。


今日は、リハーサルの後、木歌さん、タイニー君、マイさん、僕で居酒屋ミーティング。
まるで、どこかの小劇団の演劇談義のような熱く尊い時間になり、本日のブログがこんな感じに迷走?してます。


ありがとう~